流山市議会の傍聴で気づいたこと

お隣、流山市議会の一般質問を傍聴してきました!

流山市といえば、日本の自治体で唯一の「マーケティング課」が設置され、「都心から一番近い森のまち」「母になるなら、流山市。」などの印象的なキャッチコピーを駆使しながら定住人口をどんどん増やしている街。

特に「駅前送迎保育ステーション」など、子育てに関する取組は先進的で、井崎市長はもちろん、議会の取組に関しても、他の地方議会から注目される存在です。

傍聴の目的としては、実際に議場に行くことにより、ライブ中継のカメラに収まらない人の動きや空気感なども感じたいと考えたためですが、実際に議場で傍聴して気付いた「柏市議会」と「流山市議会」の違いで注目すべきは以下の通りでした↓

★演壇が対面式になっている!

柏市議会ですと、一般質問をする際、議長席前の演壇から他の議員や傍聴者に向かって発言する方式ですが、流山市は議場中央に設けられた質問席から、市長や執行部に顔を向け質問する設えとなっておりました。

本来、議員からの問いかけは市長や執行部に対してなので、こちらの方がより臨場感や緊張感もあって良いと感じました。

★★議員の持ち時間が議員の発言時のみカウントされている!

柏市議会ですと、一議員の一般質問の持ち時間は60分で、その中には執行部の答弁も含まれます(執行部が答弁中もカウントダウンの時計は止まらない)。

一方、流山市議会では議員の持ち時間は30分ですが、その中に執行部の答弁は含まれません(執行部が答弁中はカウントダウンの時計が止まる)。

★★★答弁が質問事項のカテゴリー毎に進んで行く!

柏市議会の場合、議員は用意した質問を、例えば1番から5番まで一気に読み上げます。その質問に対し、執行部も1番から5番まで一気に回答し、その後第2問へと流れていく流れです。

聞いている側からすると、例えば経済産業の話と子育て・教育の話などが一気に答弁されるので、一つの案件に対してじっくりと考えながら聞きにくいです。

一方、流山市では、例えば1番から5番まで一気に読み上げるのではなく、まずは1番に関して再質問を含めて議論を深めます。それが終了後、2番、3番へと流れていくフローです。

前述の持ち時間の解釈とセットで協議される問題かと思いますが、時間管理を除けば、私は流山方式の方が分かりやすいと感じました。

★★★★執行部が補助資料を使って説明している!

柏市議会の場合、一議員の一般質問に対し10点の補助資料の掲示が認められています。例えば現場の写真、地図、グラフなど視覚的な補助が有効な場合に利用され、私もこれまで複数の資料を掲示しています。

一方、柏市執行部が(議員の質問に対する)答弁で補助資料を使うことを見たことが無かったのですが、流山市の答弁では、地図などの視覚的な補助資料を普通に使用しておりビックリしました。

→補助資料に関しては改めて調べたところ、柏市でもルール的には執行部の補助資料掲示はOKとの事。ですが、過去に議員側から「執行部が補助資料を使用すると答弁が長くなり、持ち時間の60分に影響するのでやめて欲しい!」という主旨の提言があったことをきっかけに、現在は慣習的に補助資料を使わなくなった、という事らしいです。

私個人的には「言論の府」たる議会において、基本的には「話すこと」が最優先ですが、例えば位置を示すには視覚的な地図が分かりやすい様に、補助資料は有効的に活用したいですし、(執行部にも)活用して欲しいです。

特に、今回傍聴しても思いましたが、答弁をする議員と執行部は前提があるので良いですが、傍聴する第三者にとってはいきなりの議論を「聞く」だけで理解するのは難易度が高いです。

難しい⇒よくわからない⇒となってしまうと議会への関心も薄れますので、投票率低下などが課題となっている昨今、それをわかりやすく伝える手段は積極的に採用するべきと考えます。

また、昨年度、柏市議会では居眠りに関するテレビ報道がありましたが、実際のところ執行部側にも下を向き、棒読みで原稿を読みながら答弁をする方がおり、こういった時間は少なからず眠気を誘います。

そういった意味においても、議員がしっかりと対応するのは勿論のこと、執行部側も補助資料などを使用しながら、前を向いてハキハキ答弁するなど工夫して頂ければありがたいです。

その他、流山市議会には議会で決まったことをわかりやすく市民に伝えるための「議会報告会」があったりと、新人議員の私にとって学ぶべき事が多いです。

今後も流山や他の議会から良い取り組みを学び、学んだ良い取り組みを柏市議会にも反映していけるように、意識して動いていきたいです。

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