Take Action!渡辺ゆうじ後援会主催で【子育て・食育】をテーマとしたタウンミーティングを開催いたしました!
今回は料理研究家の大瀬由生子さんをゲスト講師に招き「食が与える子どもへの影響」を様々な事例からレクチャーいただきながら、
子どもにとって必要な食の在り方と、地域として市政としてどのように食育を展開していくのかを話し合いました。
大瀬さん曰く、学校や保育園で「食育」の取り組みをしていて感じることは、アレルギーの子ども、アトピーの子ども、野菜嫌いの子ども、落ち着きがない子ども、すぐにキレる子どもが最近増加しているという事です。
その要因として、子どもたちの現代の食生活に、ひとつの栄養素の過剰摂取や不足があるのでは無いか?
また、人間の食事は「エサ」ではなく、栄養だけを摂ることが目的ではありません。心が満たされる食事には、やはりお母さんの愛情を感じることができる手料理や、「家族そろって夕食を食べる」などの機会が重要というお話もありました。
そういった大瀬さんが感じている「食が与える子どもへの影響」の事例や考え方をひとつひとつ伺いながら、参加者全員で食に対する認識を深めました。
「食育」とは、生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるものであり 、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実現することができる人間を育てること、と農林水産省によって定義されています。
この中で重要な事は”子どもたち自身が”という主語だと私は考えていますが、老子の格言で『授人以魚 不如授人以漁』という言葉があります。
「お腹がすいている人がいるときに、魚を与えるか、魚の釣り方を教えるか?」という意味で、「人に魚を与えれば一日で食べてしまうが、釣り方を教えれば一生食べていける」という考え方です。
食育に関しても同様で、子どもたちの心身に良い「食」を親や管理栄養士が考え、与える事も良いですが、与え続ける事は出来ません。やはり、様々な体験を通じて、「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得できる様にサポートすることが重要です。
今回のタウンミーティングでは、その展開まで議論が進み、様々な意見が出ましたが、今後も地域の方や有識者の方と意見を重ね、地域にとってあるべき食育のカタチ、可能性を探っていきたいと考えております。
※特に手賀沼で油原さんが展開するスクールヤードには参加者の皆さん、興味津々でした!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!!!