家族を連れて「南部近隣センター」の視察に。
南逆井に実家がある私にとって最寄りの近隣センターで、住民票の交付などで出張所は良く利用しましたし、併設の「南部公園」は夏のお祭りや中学の時のマラソン大会会場となっており、私にとっては思い出溢れる場所です。
そんな古き良き昭和の香りが漂う「南部近隣センター」ですが、約半世紀の歴史で老朽化が進んでいたため「市民ワークショップ」を開催して意見を取り入れながら、令和2年5月にリニューアルオープンされました。
私はリニューアル後初めての訪問でしたが、ガラス張りでお洒落になった外観の近隣センターに入ると、1階にある「こどもの広場」には乳幼児を連れた家族連れでにぎわっており、分館の図書館にも大きな絵本を楽しむ親子連れの姿がありました。
2階にある楽器演奏可能な多目的活動室ではドラムセットやギターを持った住民さんがバンドの練習、お隣の会議室ではシニアの方が将棋を楽しんでいるなど多世代の交流拠点、居場所として機能している事がわかりました。
柏市には現在23か所の近隣センターがありますが、南部近隣センター同様に施設の老朽化が進んでおり「高田近隣センター」では同様に市民ワークショップが開催され、現在建て替え工事の真っただ中です(令和7年4月OPEN予定)。
参考)高田近隣センターリノベーション事業
https://www.city.kashiwa.lg.jp/shiminkatsudo/region/chokai/topics/renovation.html
今、阿部サダヲさん主演で、昭和からタイムスリップしてきたダメおやじを描くドラマ『不適切にもほどがある』が話題となっていますが、昭和と令和での当たり前基準や住民思考はかなり異なります。
今後の近隣センター改修はもちろん、新設の際においても住民参加の「市民ワークショップ」で地域の意見を聞きながら、地域と時代に見合った近隣センターの展開が望まれます。