「ベビーカーでも移動しやすい駅前」の実現に向けて

自身の政策として掲げている「ベビーカーでも移動しやすい駅前」の現状を調べるため、実際にベビーカーを使いながら、丸1日かけて柏市内の全10駅周辺を廻ってきました。


調査項目は各ホームのEV有無、自動改札機の通路幅、改札階から各出口に対するEVの有無と乗り継ぎ回数、駅前道路の歩道幅などです。

その結果、特に問題だと思ったのは以下の7点です。


①柏駅南口・連絡通路・・・国道6号線側出口にEVが無く階段のみ。ベビーカーでの通行は困難。

②柏駅(全体的に)・・・全体の面積に対してEVの数が少ない。それに対し、特に外構やWデッキの案内が不足していてわかりにくい。

③北柏駅北口・連絡通路・・・EVが無く、一部エスカレーターはあるが、ベビーカーでの通行は困難。

④豊四季駅南口・・・2番ホームに改札口が無いため、2番ホームから南口に出るにはEVを4回乗り継ぐ必要性あり。

⑤逆井駅西口・・・西口側にEVが無く、一度東口で降りて、踏切を渡る必要性あり。

⑥北柏駅・・・自動改札機の通路幅がせまく、海外製の幅広ベビーカーは通行困難。

⑦南柏駅・・・⑥に同じ。


ベビーカーで通行しにくい≒ご年配や車いすの方にも通行しにくいだと考えますし、駅本来の機能を考えても、これらの課題解決は駅前の回遊性助長施策よりも優先順位が高いと考えます。


本件に関しては柏市・執行部に現状と開発計画などを確認したうえで、次回、12月の一般質問にて取り上げたいと考えております。


もしもベビーカーをご利用されているご家庭等で、上記に限らず、駅前の移動に関して課題を感じている方がいれば、ぜひご意見をお寄せください。

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