
先日、柏市の北部中央1号調整池で発見した、異様に繁茂する水生植物の写真です。
ここ最近、印旛沼流域の水害との関連で話題になっている「ナガエツルノゲイトウ」等の特定外来生物ではないか?
そう思い、柏市環境部を通じて「千葉県生物多様性センター」に調査をお願いしたところ、結果はビンゴ!
ナガエツルノゲイトウではありませんでしたが、同じく特定外来生物として警戒されている「オオバナミズキンバイ」であることが判明しました。
この植物は、茎などの小さな断片からでも再生するほど繁殖力が強く、水路の通水障害や生態系への影響などが懸念されています。
実は私、2024年に手賀沼流域フォーラムの外来水生植物駆除活動に参加し、実際に手賀沼に入って駆除作業を行った経験があります。
その経験があったので、今回は「あれ?この水草はもしかして…」と気づくことができました。
逆に言えば、こうした経験がなければ、特定外来生物が身近な調整池や水路に繁茂していても、なかなか気づかないのではないかと思います。
現在、柏市には今回の調整池での発見が初めてなのか、また他の調整池でも確認されているのかを確認中ですが、
今後はこうした外来水生植物をどうやって早期に発見していくか?という点も課題になりそうです。
また、そもそもなぜ北部中央1号調整池でこれほど繁茂するようになったのか?
上流側の水路から流れ込んできたのか、あるいは水鳥や人間の活動などを介して種子や植物片が運ばれたのか、現時点では分かりません。
ただ、今回の調整池は水路(地金堀)→大堀川を通じて最終的に手賀沼へとつながります。
手賀沼では千葉県などが相応の予算を投じて外来水生植物の駆除を進めていますが、仮に上流側の調整池や水路で繁茂が放置されているのであれば、
下流でいくら駆除しても、また流れ込んでしまうおそれがあります。
そのため、個々の調整池だけでなく、手賀沼につながる水路も含めて、水系で考えていく必要がありそうです。
今回の件は、柏市環境部から調整池を所管する土木部河川排水課へ情報提供され、適切な方法で駆除するよう依頼されています。
引き続き、その後の対応や市内の発生状況などを確認しながら、必要に応じて12月議会でも取り上げていきたいです。