昨日は「柏公設市場」を柏市の職員さんに案内いただきながら視察致しました。
柏市では老朽化が進む市場の再整備を進めていくうえで、本年度から2か年をかけて再整備及び市場用地活用の基本計画の策定を予定しております。
私としては、3月議会でも提言した通り、道の駅併設とは言わないまでも「関連食品棟」や「レストラン」のアップデート、「コミュニティスペース」などの新設により、より地域の一般消費者にとっても、開かれた市場とすることを目指すべきと考えておりますが、その前に、何よりも大切な事は公設市場の本来目的であるB2B機能のアップデートだと考えております。
物流業界には「2024年問題」もあり、今後、労力が限られた中で、最大限の業務効率を達成していく必要があります。その中で、物流ハブとなる市場の役割は、技術の発展も伴い、これまでの半世紀とは大きく異なったものとなるはずです。
今回の視察では、青果棟、水産棟、冷蔵庫等、関連食品棟、花き棟とある市場の各機能について現状を伺い、例えば「水産棟」であれば、卸業者、仲卸業者から見てどういった課題があるのか?課題解決の為の選択肢には何があるのか?といったことの説明を求めながら、各棟の視察をさせて頂きました。
これまでもユーザーとして柏公設市場は何度も利用していますが、上記のような視点での視察は初めてでしたので大変有意義でした。
引き続き他自治体の公設市場との比較調査などを加えながら、本問題に対して調査と提言を続けていきます!