柏の葉のムクドリ対策について、今回、特に騒音レベルを定量的に把握しておきたいと思い調査してきました。
(前提条件)
日時:2024年9月2日(月)17:30-18:45
天候:晴れ ※風が6-7mと強く騒音計にも影響あり
場所:柏の葉キャンパス駅西口ロータリー(ららぽーと側から計測)
(調査結果と概要)
●17:30-17:40分頃:ムクドリの集結前で、騒音レベルは60-65dbほど。
●17:40-17:50分頃:ムクドリが各地から集合してきて、ロータリー中央の交通島にあるケヤキの木から埋まっていく。騒音レベルが一段階あがり、常時65-75dbほど。
●17:50-18:30分頃:ムクドリの集結がピークとなり、歩道(ららぽーと側)の高木にもムクドリがとまりはじめる。騒音レベルはさらに上がり、常時70-80dbほど(最大81.1dbを記録)。
●18:30-18:45分頃:周辺が暗くなり、ムクドリも落ち着きはじめる。騒音レベルも落ち着きはじめ、60-70dbほどに。
上記の通りで、ムクドリが集結し始める17:40頃から騒音計の数字があがりだし、17:50から18:30が騒音のピークで最大80dbを超え、やがて周辺が暗くなりムクドリが落ち着きはじめると騒音レベルも落ち着いていくという流れでした。
ちなみに同日の19時に、国道16号線沿いで騒音を調べたところ、最大83.6dbほどでしたので、ムクドリ集結のピーク時は国道沿いに近い騒音という事になります。
今年は清掃回数を増やした分、フン害に関しては見た目も異臭も昨年ほど気にならないと個人的に感じており、実際にUDCKなどに対するムクドリの相談件数も1件に留まっている(昨年は複数)と聞いています。
一方で、騒音に関しても(今年は戦略的剪定の効果で飛来するムクドリの個体が少し減っているのかもしれませんが、)昨年よりも気にならないと感じたのですが、念のため定量的に把握が出来ていれば、来年以降、新たな対策を検討するうえでの定量的な目標設定や、効果検証が可能になると考え、今回の調
査に至りました。
引き続き定点観測等を行いつつ、また来年以降の対策提言に繋げていきたいです。