柏の葉に新しく開校したイギリスの伝統的パブリックスクール「Rugby School Japan」にて、1日限りの起業家教育プログラムを開催致しました!
昨年5月にKOILで開催されたビジネスピッチにて、私からラグビー校に提言した「地域と連携した起業家教育の導入」という”夢”の約束を実現するものとなります。
対象はラグビー校の留学生8名と地元の高校生4名、計12名の生徒です。
開催にあたり最大のハードルは、私たち運営側の英語力でしたが、柏の葉住民でこれまでも「えいごカフェ柏の葉」などで英語コミュニティの育成に取り組まれていた松本さんの呼びかけで地域の有志が集まり、通訳業務をフルサポートしてくれました。
プログラムの内容としては、午前中のインプットとして起業家ゲストトークを2本、ランチを挟み、午後のワークショップで自分の理想的な働き方をアウトプットするというもの。
起業家ゲストトークでは、国際的なフィールドで活躍する城宝 薫さんと、柏でローカルの課題解決に取り組む油原 祐貴さんの講演を聞いてもらいましたが、参加した生徒から以下のコメントもあり好評でした!
「I really enjoyed both lectures and they helped me develop ideas for what I may want to do in the future.」
(私は両方の講演を本当に楽しみ、そして将来何をしたいかについてのアイデアを練る手助けになりました!)
午後のワークショップは、働き方に関するカードを用いながら、「自分であればどんな働き方をしたいか?」をグループでディスカッションしながら進める取組。英語でコミュニケーションをとりながら、ひとつのアプトプットに向けて留学生と日本人が協調しながら進める事ができ、その場にいる大人も含めた全員が、ひとつのチームになっていくような、そんな時間を過ごす事が出来ました。
1日のイベントを通じて、まずはラグビー校という素晴らしい環境で、世界中から集まる留学生と地元高校生、そして地域のプレイヤーが交流しながら展開する起業家教育プログラムは、取組自体がとても稀有で、素晴らしいものであったと思います。
実際に参加生徒のアンケート結果は上々の評価でしたし、ラグビー校のダービー校長やオブザーバーで参加をした柏市教育長の田牧さんからも、かなりポジティブなご評価を頂きました!
柏市では現在、市内初となる小中一貫校の設立や、各学校における探究の時間を使ったPBL(課題解決型学習)など、教育分野における新展開を模索している段階です。今回の取組などをきっかけに、柏市全体で新たなチャレンジが連鎖し、柏の子どもたちにとって「本当にやりたいこと」が選択できる、素晴らしい教育環境に向かえる事を期待したいですし、私たち自らもそれに貢献したいです。
最後に、この度のイベントにご協力いただいた皆様のお名前を列挙致します。本当にありがとうございました!
★Special thanks
冨樫里真さん
遅野井宏さん
矢代萌香さん
松本訓明さん
大館和史さん
塚成寛さん
後宮春香さん
草場勇介さん
染谷菜摘さん
エリックウェイさん
城宝薫さん
油原祐貴さん
大須賀芳宏さん
田牧徹さん
二渡一行さん
トニー・ダービー校長
(順不同)