週末に家族を連れて「茨城県境町」に視察に行ってきました!
なぜ境町に行ったのか?というと、それは先進事例の調査で、境町は人口2.4万人たらずの小さな町ですが『ふるさと納税』の寄付額が6年連続関東1位でなんと!59億5300万円(2022年度)も集めています。
その寄付金を財源に町には「自動運転バス」が走り、ボーネルンドの遊具が入ったキッズパークなどがつくられている事に加え、観光や物産で更なる町おこしを目指そうとまちづくり公社主体でワイン醸造所や干し芋のカフェをオープンしたりアーバンスポーツの設備をつくったりと、どんどん未来に投資しているのです。
★隈研吾さん設計の茶蔵内のレストランSHEDでさしま茶とご当地メニューのランチを頂き(しかも気配り溢れる接客が素晴らしかった)
☆併設のショップで「さかいまちワイナリー」のワインを購入(しかも醸造責任者の光山さんからご説明頂けました)
★道の駅さかいでご当地の野菜、クラフトビール、ラーメンや茨城県の納豆などを購入し
☆境町ニコニコパークで子どもたちを遊ばせ、通り過ぎた自動運転バスを追いかけるが間に合わず
★再び道の駅さかいに戻り「自動運転バス」の説明を株式会社セネックのご担当者さんから頂き
☆HOSHIIMONO 100 Caféで干し芋のカフェセットをいただいてきました。
どの施設に行っても、商品の陳列から担当者さんの対応まで気が配られていて、とても気持ちよく感じました。
「ふるさと納税」という仕組みを活用しながら、みんなで町を活性化していくのだ!という気持ちを感じました。
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一方で、私たちが住む柏市ですが、ふるさと納税の取組はいまひとつ盛り上がっていません。
人口は43.4万人で境町の18倍ですが、ふるさと納税の寄付額は2億454万円で、逆に境町の29分の1(3.4%)しかありません。
一方、流出額(制度により、他の自治体に流れてしまった税収減額)は17億3,825万円です(そのうち75%は地方交付税で補填されますが、無ければ大赤字です)。
「都会暮らしの方がふるさとにも寄付できるように」というコンセプトで始まっている制度ですので、人口が多い東京寄りの自治体で流出額が多くなるのはやむを得ないところですが、同じ千葉県内の中核市である船橋市は11億4471万円集めていますので、柏市の寄付が集まらない理由とはなりません。
本件に関して、私も飲食事業や通販会社の起ち上げ経験もありますので、その経験もいかしながら次回3月議会に向けてしっかりと調査していきます。
そのうえで、改めて「ふるさと納税」という制度で、柏市の産品や観光が脚光を浴び、かつ寄付金を倍増させるためのACTIONがないか?検討したいと考えています。
ということで、本件に関してご興味がある方、ぜひご意見ください!!宜しくお願いします。