地域における「食育」「体験教育」導入の可能性について、油原祐貴さん、そしてTakeaction!タウンミーティングでもご講演頂いた大瀬由生子さんと意見交換させていただきました!
油原さんは合同会社EDGE HAUSの代表で、これまでにも柏市内初のコワーキングスペースとなったNoblesse Oblige(ノブレスオブリージュ)や日替わり店長のお店YOL Cafe Frosch(ヨル カフェ フロッシュ)などの新規事業を連続的に展開してきた、柏市を代表するソーシャル事業家の一人です。
★手賀沼スクールヤード紹介ページ
https://www.okutega-tourism.jp/active-learning/index.html
現在は手賀沼を拠点に「手賀沼スクールヤード」という体験学習プログラムを展開されており、今回はその現在地点、課題、未来の展望をヒアリングさせて頂きながら、今後の柏市における「食育」「体験教育」導入の可能性について3者で意見交換させて頂きました。
「手賀沼スクールヤード」は、遠くの山までバスで移動して宿泊するという従来の林間学校(小5)に対し、その”移動”時間を”体験”時間に置き換えながら、身近な地元で複数の体験プログラムを選択出来るという事で、特にコロナ禍以降に需要が高まり、現在では市内で約1/4の小学校が(林間学校の枠で)採用しているとの事です。
柏市にとって、一番の観光・自然資源である「手賀沼」を舞台に、地域の未来を担う小学生が、農家さんや地元団体が交流しながら、体験を通じて様々な学びがある本プログラムは、地域が展開する「体験学習」の在り方において、とても参考となり、素晴らしいものだと感じました。
私もこれまで「高校生向け起業体験プログラム~高校生・夢マルシェ~」にて、手賀沼を舞台に高校生企画のインバウンドツアーを仕掛けた事があり、プログラムを通じて高校生がどんどん地域を知り、体験から学びを得ていく様を見ています。
「体験に勝る学びなし」と言いますが、山に行く、海に行く、だけではなく、地域としてどのような体験機会を子どもたちに提供できるか?を地域ごとにもっと探求し、創造する事が出来れば、もっともっと子どもたちの未来に、そして地域の未来にワクワクできると思います。
この分野は引き続き探求し、新たな第一歩の糸口を探っていきます!