開会中の9月議会にて『子連れでも安心して健康診断を受診できるようにすることについて(請願17号)』が全会一致で採択されました!
請願とは、行政(柏市)に対する要望を文章で提出することが出来る市民の権利で、提出された請願は、所管の委員会で審査された後、本会議で採択・不採択等を決定します。
ご参考)柏市H.P.>請願と陳情
https://www.city.kashiwa.lg.jp/gikaigiji/assembly/bocho/seiganchinjo.html
こちらの請願、発起人である為我井さんから昨年の9月に相談を受け、これまでに私の一般質問でも「健康診断時の乳幼児一時預かり」として取り上げたほか、他市への行政視察、執行部との協議も含めて一年がかりで調整を行ってきました。
私にとっても初めての請願対応でしたので、先輩議員にアドバイスを求めつつ進めてきましたが、無事に採択を頂き、ホッとすると共に嬉しく思っています。
実はこれまで、柏市における集団健診等では、子連れでの受診は”例外対応”であり、事前の個別相談が必要でした。
そういった対応に不安や不満を持ち、健康診断の受診を断念したママさん、子連れ家族の方はとても多く、私たちの声をきっかけに実施頂いた柏市の健康診断に関するアンケートでも、「子どもの預け先がなく、健診・検診の受診を諦めた」という結果が432件(有効回答数1,279名のうち34%)報告されています。
一方、ここ最近では集団健診時の「託児サービス」を導入する自治体も全国的には少しずつ増えてきており、本請願では、柏市でも同様に健診会場における託児の実施や、会場外の一時保育サービスの利用促進などを促すことを求めたものです。
今回の採択は、何よりも市民として第一声を上げ、一年間、あきらめずに活動し続けてくれた為我井さんの想いと努力に感謝感謝!ですが、引き続きこの請願をきっかけに、子育て中のママさんやご家族の方が安心して健康診断を受診できる環境が柏市、そして周辺自治体にも波及する事を願い、私も活動を続けていきます。