
★自然の中には、子どもたちの「なぜ?」と学びのきっかけがいっぱい!
柏市の「くるみこども園」に、自然環境を活用した保育の取り組みを視察に伺わせていただきました!
くるみこども園は、今年3月に千葉県の自然環境保育認証制度「ちば・うみやま保育」の普及型認証を取得。
現在、ちば・うみやま保育の認証団体数は県内で164団体ありますが、柏市では3園目の認証となります。
広い園庭に入ると、手づくりのビオトープや土山、だけに留まらず、七輪⁉やピザ窯⁉など、子どもたちがワクワクする仕掛けがいっぱい。
視察当日も、野菜の炭火焼き、稲刈りから脱穀、蚕の羽化など、子どもたちがそれぞれ興味のある活動に夢中になっていました。
園舎の中では、子ども達が自分達で給食を準備したり、拾ってきたどんぐりで工作をしたり、栽培した大きな「しいたけ」を収穫したり。
特徴的に感じたのは、子どもたち自身が輪になって話し合い、物事を決める「サークルタイム」という時間。
例えば、熊本地震の被災者のために自分たちに何ができるかを考え、実際に行動に移したり。
昨日も自分たちで育てた「しいたけ」をどうやって食べるか?話し合い、みそ汁にすることを決めていましたが、
子どもたちの主体性を大切にしていることが伝わってきました。
そして、特に感銘を受けたのが食育のエピソード。
ある子どもが「お寿司の上にのっているネタが魚だと思わなかった」と話したことをきっかけに、先生方はなんと子どもたちを連れて手賀沼フィッシングセンターへ。
ニジマスをさばくところから、魚が切り身になって食卓に並ぶまでを実際に見せたそうです。
確かに、泳いでいる魚とお寿司のネタでは、まったく姿が違いますよね。
子どもの「なぜ?」という素朴な疑問に、ここまで本気で向き合う先生方の姿勢には感動しました。
また、最後にお会いした理事長の戸巻さんから「やっぱり子どもだけではなく、大人も楽しまなければ!」というお話を頂きましたが、
今回、改めて感じたのは、自然には決まった答えがないけれど、新しい「問い」がたくさんあるということ。
そして、新しい問いがある自然が相手だからこそ、子どもも大人も一緒になって、ワクワク楽しく学ぶことができるのではないでしょうか。
3年前、家族で保育園留学に行った際、自然溢れる環境で見た、子どもたちの目の輝きが今でも忘れられません。
千葉県も三方を海に囲まれ、山や田畑など、豊かな自然がたくさん残っています。
こうした地域の自然を生かしながら、子どもも大人も一緒に学び、成長できる環境がもっと広がっていけば嬉しく思います。