★柏の葉小・田中北小・田中小の児童数将来推計について
柏の葉エリアでは、三井不動産が149街区に地上43階建てのタワーマンションを新設(2027年完了予定)する事などにより、今後数か年で児童生徒数の大幅な増加が想定されます。
そこで先日、通学区ごとの児童・生徒の将来的な増減予測を確認したいと思い、所管である教育政策課に資料要求して、児童数の将来推計資料をとりよせました。
添付資料は私が2次加工して作成したグラフですが、傾向としては以下の通りです。
◇柏の葉小学校は、令和5年の段階で1,264名の児童数、14年後の令和20年に最大値の1,605名、その後も1,500名程度の児童数を維持します。
◇田中北小学校は、令和5年の段階で830名の児童数、4年後の令和10年に最大値の1,351名、その後緩やかに下降したのち、600名程度の児童数を維持します。
◇田中小学校は、令和5年の段階で772名の児童数、6年後の令和12年に最大値の1,322名、その後緩やかに下降したのち、1,000名程度の児童数を維持します。
(本資料に係る留意事項)
・「令和6年度第1回柏市教育政策審議会」で使用した参考資料です。
・令和5年4月1日時点の未就学児数、令和5年5月1日時点の在籍児童生徒数、転出入率等を用いて算出した推計データのため、各校別の数値は R6年度以降の実数とは異なります。
(把握した住宅開発見込みを反映しています。)
小学校の学級数は、12学級以上18学級以下を標準としていますが、上記3校の学級数はいずれも31学級以上となり、過大規模校となります。
特に柏の葉小学校に関しては最大1605名、48学級を想定しており、現在、校舎増築工事(令和10年完成予定)に動いていますが、通学路の整備、学
区外就学の精査等など、過大規模校の課題を解決するための対策の検討と実施が求められます。
尚、6月議会で確認したところ、現段階で柏の葉エリアの学区再編は検討しておらず、149街区の児童に関しては、柏の葉小学区との事です。