熊本県での行政視察の第二弾は『八代市』に伺ってきました!

熊本県での行政視察の第二弾は『八代市』に伺ってきました!


 
八代市は熊本県中央部の南側寄りに位置する市で人口は118,165人で熊本市に次いで2番目に人口が多い市区町村です。
 
今回のお目当ては八代市で展開している「フードバレー構想」に関してヒアリングさせて頂き、柏市における食を起点とした地域振興や名産品開発のヒントを得たいと考えたためです。
 
「フードバレー」とは、アメリカのシリコンバレーになぞらえた呼称で、八代市や熊本県の県南地区に食の関連産業を集積し、食産業の活性化を目指した取り組みとなります。
 
具体的には①地域ブランドづくり ②食の拠点づくり ③販路開拓(アジア・海外含む) ④体制づくり という4つの基本方針をベースに戦略策定がされており、特に2次加工をした新商品の開発に力を入れられている様でした。
 
過去6年間で八代市フードバレー推進課が新商品開発に携わった商品は約50点あり、例えば八代市の特産品である柑橘類「晩白柚(ばんぺいゆ)」を使ったクラフトビールや熊本県全体で生産量一位を獲得している「トマト」を使ったドレッシングなど、市内の道の駅や物産館は勿論、ふるさと納税の返礼品としても展開されています。
 
柏市では現在、柏の葉エリアに立地する国立がん研究センターや東京大学を中核としたライフサイエンスクラスターづくりが功を奏して「アステラス製薬」が三井不動産リンクラボ内に進出を決めるなど先進的な企業誘致が進んでいます。
  
一方で都市近郊型農業がもともと盛んで、加えてマイクロブルワリーやコーヒー焙煎所など新たな造りてが誕生し始めている昨今、柏市版フードバレーのような構想・取組が出来れば、ライフサイエンスの先進性に農や食が重なり、全国的にも稀有な産業振興が出来るのではないかと考えています。
 
八代市に関しては別日程で熊本県南フードバレー構想の拠点「フードバレーアグリビジネスセンター」も視察出来る事になりましたので、こちらは改めてご報告いたします。

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