★各政策の優先順位付けについて
本日、[令和6年第2回定例会][議案12号]にて、市立柏高校のグラウンド改修工事3億2千9百万円の請負契約の締結について採択が求められています。
その採択において少し迷ったのが、それ以外に散見される同校設備の課題との優先順位付けです。
実は今定例会の一般質問にて、伊藤誠議員、上橋しほと議員が市立柏高校の設備について質問しています。具体的には部室の老朽化、ナイター設備の故障、そしてグラウンドの水はけの悪さ等に言及されたのですが、今回、採択が求められているのは、その中でグラウンド改修工事のみです。
修繕対象が複数あるなかで、なぜ今回は優先的にグラウンドだけを整備する事となったのでしょうか？
教育委員会の所管となりますので、教育・こども委員会の場で確認したところ、以下の答弁を得ました。
①メイングラウンドは、全生徒が使用するため（逆に言うと部室は該当部活のみ、ナイターは野球部のみという事）。
②以前から強風時に砂埃が発生し、近隣住居に迷惑であるため。
③他の問題が散見される事は認識しているが、今回は上記2点を理由に優先順位が高いと判断したため。
最終的に上記の答弁を得て納得しましたので、私は今日、賛成ボタンを押しますが、特に老朽化の域を超え、倒壊の危険もありそうな部室に関しては、「割れ窓理論」的な被害拡大防止も含み、早期の改善を求めたいです。
※写真は上橋しほと議員から共有頂いた市立柏高校の部室、ナイター設備とグラウンドの写真です。