「取手市議会」の定例会、一般質問の様子を傍聴してきました!
取手市は、茨城県の県南地域に位置する人口10万人強のまちで、柏市とは利根川を挟んで隣接しています。
注目するべきは、市議会の議会改革の取り組みで、早稲田大学マニフェスト研究会が毎年発表している「議会改革度調査」のランキングで毎年上位にランクインしています。
参考)議会改革度調査2023総合ランキング
柏市議会としても先日、議会運営委員会と広報委員会が合同で取手市議会に行政視察に行くなど注目しています。
特にオンライン化、ICTを活用した議会改革に秀でており、今年2月にも全国初となる電子投票システムによる議会内の選挙を実施するなどされていました。
昨日は3名の議員の一般質問の様子を傍聴しましたが、特に印象的であったのは、(物理的に)フラットな議場と(ソフト的に)フラットな議会運営です。
議員と執行部は1問目の最初の質問と答弁を除き、2問目以降は中央にある質問席と答弁席で向かい合って議論を交わします。傍聴席からも、フラットに同じ高さに並ぶ両者を傍聴できるので、視覚的にも情報を得やすいと感じました。
また、運営に関してもフラットにカジュアルに行われており、例えば議員はクールビスでピンクのポロシャツなどを来ている方がいましたし(柏市はジャケットと議員バッジの着用が基本)、議員同士、並びに議員と職員も日頃のコミュニケーション頻度が高いのか、休憩時間等に談笑される姿が印象的でした。
3月に流山市議会(こちらも議会改革度ランキングは千葉県内で1位)を傍聴した時も、執行部の資料掲示や議員の持ち時間カウントの違いなどで驚きましたが、取手市議会もまた違う特徴(柏と一緒だったり、流山と一緒だったり違かったり)がありましたので、良いと感じた部分を改めて深堀して、柏市議会での取り組みにいかしていきたいです。