★令和6年第1回定例会・一般質問のダイジェスト解説★ 『柏の食文化継承について』

★令和6年第1回定例会・一般質問のダイジェスト解説★

先日閉会した3月議会における私の一般質問に解説をつけてひとつずつ紹介していきます!

まず、一つ目の質問は『柏の食文化継承について』です。

私はもともと、地域で特化して行うべき教育は、地域の文化やリソースと関わりが深い「体験教育」と「食育」の二つだと考えており、体験教育に関しては先日ラグビー校で1DAYの起業体験イベントを開催したり、各校で開催されている「総合的な学習(探究)の時間」の調査などをはじめています。

加えて、3月議会に合わせて「食育」に関する具体的アクションを起こそうと思い、料理研究家の先生に同行して柏市執行部とも意見交換を重ねたうえで、今回、『柏の食文化継承について』というタイトルで一般質問に取り上げました。

ちょうどタイミングよく、千葉県が大阪万博に「発酵」で出展することを公言した後でもありましたので、同じく発酵の食文化が色濃く残る柏市における食文化の継承について、市長に答弁を求めています。

↑グラフは都道府県別のしょうゆ生産量。千葉県はダントツの第一位です。

結果、市長からは「子どもからお年寄りまですべての市民が食に関心を持ち、食育を通して健康で心豊かな生活が送れるまちの実現を目指す」という食育の推進に対する前向きな答弁と、具体的な取り組み例として「ばらっぱまんじゅう」などに代表される郷土料理の継承に取り組まれる旨の答弁をいただきました。

柏市では、3月に新しく「柏市学校における食育方針」が策定され、学校給食を効果的に活用しながら様々な学校活動と連動させて「食べる力」「豊かな心」、そして「郷土愛」を育むためのプログラム検討が始まります。

↑※ばらっぱまんじゅうの写真 出典:農林水産省Webサイト(ばらっぱまんじゅう 千葉県 | うちの郷土料理:農林水産省 (maff.go.jp))

恐らくは今後、小中の給食の時間に「ばらっぱまんじゅう」などの郷土料理が並び、先生や栄養士さんの解説と共に味わってみるといった取組が推進されると思います。

加えて私としては、やはりユネスコ無形文化遺産にも登録されている「和食」をしっかりと理解して、自らの健康や成長に繋げるための礎となる、食に関する学びを幼少期に得て欲しいと考えていますので、「ばらっぱまんじゅう」などの郷土料理の紹介に加え、しょうゆ・味噌などの発酵食品を含み、柏らしく実践するための食育プログラムの推進に柏市に取り組んで欲しいです。

私自身としても、今後、食育に関する新しい協議体などに参加をして情報をアップデートしつつ、本取り組みに有効な政策提言やサポートが出来るように取り組んで参ります。

★令和6年第1回定例会 3月11日の質疑並びに一般質問の様子はアーカイブ配信でもご確認頂けます。

柏市議会中継 – 発言内容 (discussvision.net)

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