柏の葉キャンパス駅前の地域課題「ムクドリ」

柏の葉キャンパス駅前でここ数年の地域課題となっている「ムクドリ」。

ちょうど柏市議会選挙の最中にテレビ番組で取り上げられたこともあり、「ムクドリ何とかして!」というお声がけを複数の方から頂きました。

中には「無策だ!」と嘆く方もいらっしゃいましたが、実際は無策ということではなく、ここ数年で様々な対策が実施されています。

私も2014年から柏の葉キャンパス駅周辺に住んでおり、鷹を飛ばして追い払ったり、機械音で威嚇したりと、これまでに様々な対策を目の当たりにしてきました。

改めて現状を調べましたが、現在はUDCKタウンマネジメントが中心に対応をしており、以下ページにこれまでの対応がまとめられています。

■2023年度 柏の葉キャンパス駅前 ムクドリ対応について
https://www.kashiwanoha-machikyo.com/post/2023%E5%B9%B4%E5%BA%A6-%E6%9F%8F%E3%81%AE%E8%91%89%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%B9%E9%A7%85%E5%89%8D-%E3%83%A0%E3%82%AF%E3%83%89%E3%83%AA%E5%AF%BE%E5%BF%9C%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6

現在の主たる対策としては、歩道側の樹木を剪定する事により、意図的にムクドリがロータリーの中心に集まるように誘導し、歩道側のフン害を低減させる方法をとっているとの事です。

実は、過去に駅前の高木を丸々と剪定した際に、ムクドリが他の駅前のマンション群の植栽に移ってしまったことがあります(私も記憶に残っています)。

物理的に追い払えたとしても、それがすぐ隣のマンションや駅前で新たな被害を生み出すのであれば倫理的にも問題であるために、なかなか一方的に追い払う事が出来ないというのが現状のようです。

ではなぜ、ムクドリは森に帰らず、駅前にたむろするのか?

それは「開発により近隣の森が減ったから」ではなく「森には鷹やフクロウなどの天敵がいて寝心地が悪い」という説が有力の様です。

この問題、なかなか難しいかじ取りが求められますが、まずはこれまで実施した対策と現在地点を住民の方々にもっと知って頂きたいです。

そのうえで、騒音やフン害で実際に困っている住民の方々のご意見を直接いただきながら、解決の糸口を一緒に探していくべきと考えております。

尚、本件に関する柏市執行部の考えを現状把握したく、9月19日の柏市議会にて一般質問する予定です。

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