★旧「そごう柏店」跡地86億円取得の妥当性は？
周知のとおり、柏市では、柏駅東口駅前再整備事業の用地に充てるため、三井不動産より86億円で旧「そごう柏店」の跡地を取得しようとしています。
現在開催中の6月議会に「議案14号 財産の取得について」で上程されており、26日に予定される議案採決日に採択される予定です。
ところで、これまで86億円での土地取得費用については「不動産鑑定価格での取得」というところまでの情報開示であり、では具体的にいつ、どこで、だれに「不動産鑑定」を依頼し、どのような鑑定結果で、最終的な鑑定価格は実際にいくらであったのか？という詳細の情報、並びに柏市が最終的に土地取得の仮契約までに至った意思決定のプロセスは公式に情報開示されておりません。
そこで今回、議員の権利である「資料要求」の権利を使って、実際の不動産鑑定評価書を取り寄せました。
本件をベースとした柏市の土地取得の妥当性については、来週18日に予定する質疑並びに一般質問の場で、太田市長よりご答弁いただく予定です。
86億円の取得について様々なご意見がある中で、柏市としてはその妥当性をしっかりと総括したうえで、前を向いた建設的な議論に移行して欲しいと考えています。
※旧「そごう柏店」跡地の写真は、5月19日開催の「市民活動フェスタ」当日のものですが、今後の駅前再開発の方向性として、交通のハブとしてはもちろん、同様にコミュニティハブとしての機能は引き続き維持頂きたいところです。