まちづくりにおける理想と現実

先週、住民の方からご要望頂いた「柏たなか駅前公園」脇歩道の草刈作業を実施頂きました!

たくさんの子どもが集まる公園脇の歩道、子どもの身長を大きく超える雑草の放置は事故にも繋がり兼ねないと思いましたので、早期にご対応いただけて良かったです。

ところで、本ご要望を頂く際、住民の方からは「なぜ適切なタイミングで草刈ができないにも関わらず、植栽の無い植樹帯(土を露出する部分)をわざわざ設けるのか?」という趣旨のご質問を頂きました。

仰る通りだと思い、改めて柏市の道路保全課に確認したところ、柏市には「緑園都市構想」があり、柏市北部中央の区画整理エリアに関しては、歩道に植樹帯を設け、緑と環境を意識したまちづくりが行われてきたとの事です。

ご参考)柏市H.P.>緑園都市構想

https://www.city.kashiwa.lg.jp/hokubuseibi/shiseijoho/keikaku/sonota/ryokuentoshi.html

そして実はもともと、植樹帯にはサツキのような常緑の低木が植えられていたのですが、エリアによっては根付かずに枯れてしまい、現在のような植栽の無い植樹帯が増えてしまったとの事です。再植樹にはコストもかかることから、現段階においては、比較的にコストの安い「草刈り」という対処療法を概ね年に2回実施する事により凌いでいるとの事でした。

まちづくりにおける理想と現実にギャップが生じた場合、多くは地域課題になりますが、こういった身近な課題こそ地域の方々のご意見も頂きながら、建設的に解決していきたいですよね。

恐らくは「コンクリートで埋め直す」という選択は昨今のヒートアイランド現象や水害の多発を考えると選択し得ないと思いますので、再植樹するのか?レインガーデンのような雨水浸透系に切り替えるのか?それとも住民参画型の花壇のような展開を組み込むのか?もしくはそれらの組み合わせ等かもしれませんが、

2代前の本多市長の頃からの構想との事で、私も所管である柏市都市部、並びにUDCKさんにも問題提起と意見交換をお願いしつつ、新たな解を導きだしたいです。

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